ARTICLE
Chrome Web Store公開前に確認すること
Chrome拡張は、ローカルで動いたら終わりではありません。 Chrome Web Storeへ出すなら、機能、説明、権限、プライバシー、スクリーンショット、サポート導線まで含めて一つのプロダクトとして整える必要があります。
最初に確認したいのは、拡張機能の目的が一つに絞れているかです。 Chrome Web Storeでは、ユーザーが理解しやすい単一の目的を持つことが重視されます。 「タブ管理もできる、翻訳もできる、広告も出す、別サービスへ誘導する」というような寄せ集めの拡張は、ユーザーにも審査にも説明しにくくなります。
次に、権限が目的に対して最小限かを確認します。 すべてのサイトへのアクセス、閲覧履歴、タブ情報、通知、クリップボードなど、強い権限を使う場合は、その権限が機能の中心に必要なのかを説明できる状態にします。 不要な権限は削り、必要ならoptional permissionsに分けます。
プライバシーに関する説明も重要です。 ユーザーデータを扱う場合は、Chrome Web Storeのプライバシー項目とプライバシーポリシーの内容を一致させます。 拡張が実際に送信するデータ、保存するデータ、第三者サービスへ共有するデータを具体的に書きます。 有料拡張の場合は、Polar.sh、Cloudflare Worker、GitHubなど、購入やアクセス提供に関係するサービスも説明対象になります。
ストア掲載情報は、ユーザーがインストール前に判断するための資料です。 タイトル、短い説明、詳細説明、スクリーンショット、アイコン、カテゴリ、サポートURLを見直します。 SEO目的でキーワードを詰め込むより、誰のどんな作業をどう助けるのかが一目で分かる説明の方が信頼されます。
有料機能を持つ場合は、無料状態と有料状態の違いも明確にします。 インストール後に突然支払いだけを求めるのではなく、何が無料で確認でき、何を購入すると使えるのかをUIとLPの両方で説明します。 返金、サポート、ライセンスの再発行、GitHubアクセスが必要な商品の場合は招待の受け取り方も案内します。
最後に、提出前の動作確認をチェックリスト化します。 新規インストール、更新、権限変更、ログアウト相当の状態、ライセンス失効、ネットワークエラー、サーバー障害、Chrome再起動後の状態を確認します。 公開前にこの確認をしておくと、ストア公開後のサポート負荷を大きく減らせます。
References
- Chrome Extensions Get started: https://developer.chrome.com/docs/extensions/get-started/
- Chrome Extensions Declare permissions: https://developer.chrome.com/docs/extensions/develop/concepts/declare-permissions
- Chrome Extensions Storage API: https://developer.chrome.com/docs/extensions/reference/api/storage
- Chrome Web Store Program Policies: https://developer.chrome.com/docs/webstore/program-policies/policies
- Chrome Web Store User Data FAQ: https://developer.chrome.com/docs/webstore/program-policies/user-data-faq
- Polar Documentation: https://docs.polar.sh/
- Polar Webhook Endpoints: https://polar.sh/docs/integrate/webhooks/endpoints
- Polar Automated Benefits: https://docs.polar.sh/features/benefits/introduction